基本設計公式レビューのメモ
今日は朝から午前中一杯、客先で基本設計書の公式レビューでした。
最近は、スケジュールがキツイ!プロジェクトが多いので、要件定義書の作成を省いて、基本設計書で顧客と仕様合意することが多いです。
(この辺はもちろん、案件によりますが。)
なので、基本設計書レビューは重要な打合せの一つ!
・・・なのですが、
月曜日の午前中ってのは、頭の働きもテンションも低め・・・
今日はそれにプラスして、昨日窓を開けっぱなしで寝たせいか風邪気味で調子がいまひとつ・・・(´ヘ`;)
でも、なんとかやってきました。
以下、基本設計書レビューの参加者と役割についてのメモです。
『基本設計書公式レビューの参加者と役割』
顧客
レビューア。
基本設計書の内容で仕様がFixするということを事前に通知しておくことが重要。担当者/リーダー
基本設計書作成担当。レビューの場では顧客に内容の説明を担当。
品質管理者
顧客の指摘事項や基本設計書の修正ポイントを整理。
レビュー後の修正ドキュメントは、品質管理者の最終確認を得て、顧客に再提出されます。PM
レビューが発散した際のまとめ役。レビュー中は以下に意識を集中。
- 見積り範囲外の追加要求がでないか。でたら要件を確認し持ち帰り検討すること。
←ビジネスチャンスとなりうる可能性もある。- 内容を顧客が理解できているか
- 重要なポイントに対して、一つ一つ顧客の納得と合意を得られているか
PMは特に、担当者が詳細な仕様説明を始めた際に、顧客の目線が追いついているか注意深く場を観察する必要があります。
この辺は、説明している担当者本人はなかなか気づかないものです。
もし、顧客の目線が森全体を見ている状態の時に、担当者の説明が木の枝葉に行ってしまっていると感じた場合は、一旦割り込んで、
「今から説明しようとしていることは、森のこの辺りにある、この木の枝と葉の部分です。」
と、顧客の目線を誘導してあげることが重要だと思います。