メンバーからの相談の対応を最優先させる
以前、社内で数々のBigプロジェクトを成功させてきた上級PMが「自分が必ず実践していること」として、以下のような話をしてくれたことがあります。
僕自身も深く共感したので、実際の現場で意識的に実践するようにしています。
プロジェクト・メンバーが自分(PM)のところに、「ちょっといいですか」と相談に訪れたら・・・
- どんな重要な作業中であっても、必ず自分の作業を中断して彼(彼女)らの話に耳を傾ける。
- この時、キーボードからは手を離し、顔をきちんと相手に向けて、目を見てしっかりと話を聞く。
- そして、その場で彼(彼女)達の問題を解決する。
ここで言う問題の解決とは、「自分がその件に対して引き受ける」ということや、「次のアクションの指示を出すこと」も含む。
要するに、壁にあたって立ち止まってしまったメンバーが、次の一歩を踏み出せる状態にしてあげること。
もし、彼らの相談内容が、PMの承認もしくは、作業の方向性や指示性を求めるものであった場合、待たせている間、彼(彼女)らの作業を止めてしまうことを意味します。
それに、最も最悪な状態は「あのPMに相談しても仕方がないから、相談すんのや〜めよ。」とプロジェクトメンバーに思われた結果として、PMのところに重要な問題の芽が集約されてこなくなることだと思います。
最近わかってきたことですが、優秀といわれるPMは必ずと言っていいほど、これを実践しています。d(^_^)