ビジネス・スクール面接審査と初心



今日は、ビジネス・スクールの面接審査に行ってきた。
提出が遅れていた推薦状もなんとか揃ったので、今日の面接で全ての申請手続きが完了することになる。
後は大学院での最終書類審査の結果を待つのみ。


面接は、スクールのある西新宿で、こちらの仕事の都合を考慮頂き、夜19:30からと遅い時間からの開始となった。
時間はおよそ1時間程度で、内容としては、審査されるというよりは、「MBAとは何か」、「MBAを目指してビジネススクールで学ぶとはどういうことか」そういう部分について、きちんと認識しているか、誤解している部分はないかを最終確認するための場だったような気がする。
これまで、十分自分なりに調べながら、準備を進めてきたつもりなので、この辺の理解は、特に問題なかったと思う。


ところで、面接官と話しをしていて、「これは、ずっと忘れてはいけないな」と再認識させられたことがある。
そもそも、MBA自体は所詮は学位であり、高級車約1台分の学費と様々な(時間的)犠牲と引き換えに得るものとしては、割りにあわないものだと思う。(特に現在の日本では。)
ましてや、卒業後「MBAホルダー」ということを鼻にかけて仕事をするつもりもないし、そんな事に何の意味もない。
多分、MBAという学位の取得や、MBAホルダーになりたい!というだけの理由であれば、途中で挫折すると思う。


目的の本質は、自分自身を成長(変革)させるという事に尽きる。
「一つの問題を大所高所から分析できるようになった。」、「自分と異なる意見や批判的な意見を受け入れることができる懐の深い人間になった」、「同じモチベーションを持った幅広い人たちと交流できる世界が広がった」などなど…
こういう形で自分を成長させ、自分の世界を広げることができてこそ、高額な学費も様々な犠牲も初めてその意味をなすんだろうと思う。


いずれにしても、来週の最終審査にパスすることが前提だけど…
この先、どうにもきつくなって、投げ出しそうになった時こそ、本来の目的を再認識することが必要になると思うので、ここに残しておこうと思う。