社内進捗会議とリスク追跡
毎週金曜日の夕方、リーダー中心にチームで担当している全プロジェクトの社内定例進捗会議を実施している。内容は以下の通り。
1.前回の顧客進捗会議議事とA.I.の確認
議事録をサラッと確認。特に顧客と約束したA.I.の状況確認を行う。
2.各フェーズの進捗確認
各担当者にヒアリングする形で確認。
3.課題の確認
これも、各担当者にヒアリングする形で確認。
4.リスクの追跡
簡単に実践できるリスク管理で予め作成したリスク一覧を元に以下を確認
- 顕在化されたリスクはあるか
あれば、コンティンジェンシー予備を取り崩し、対応作業を計画し実施に移す。
- 各リスクの状況は変化しているか
発生確立の変化や消滅、リスクコストの変化があれば修正。
- 新たに追加されたリスクはないか
あればリスク一覧に追加し、コンティンジェンシー予備を見積る。
見積もったコンティンジェンシー予備は、マネージメント予備を取り崩す形でコストを割り当てる。
この時、なぜ計画段階で洗い出せなかったか全員で話し合えば、良いフィードバックになるはず。
実は、今週ちょっと困った問題が...
例えば、「仕様を確認した結果、計画時の想定と異なる機能仕様が明確になり開発範囲が広がる」というリスクAに対して、そのリスクの一部が顕在化した場合、
例えば、「想定外の機能仕様が明確になった(リスクの顕在化した)が、まだ、設計フェーズ中であり、他にも発生する可能性があるから、リスクA自体は残しておく必要がある」といった場合、リスクAをどう扱うか。
(顕在化した/しないが明確になるように)個別リスクを計画段階で洗い出すのは非現実的なので、アイデアとしては、
- あるリスクAに対して、一部が顕在化したので一部のコンティンジェンシー予備を切り崩す形で対応コストとして割り当てて対応。
- リスクA自体はリスクの発生する可能性がなくなるまで(設計フェーズ完了まで)残しておく。
- もし、切り崩しすぎて、リスクAのコンティンジェンシー予備が枯渇してしまった場合は、マネージメント予備から補填する。
と、いったことができるかもしれない。
ん〜、次回の社内定例進捗会議までちょっと考えよう。。。